一般社団法人PLAYERS(以下、PLAYERS)は西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)が主催する、(仮称)うめきた(大阪)地下駅 サービスアイデア公募「UMEKITA INNOVATION CHALLENGE」において、「BLIND ATTENDANT」を応募し、優秀賞を受賞いたしました。


■「UMEKITA INNOVATION CHALLENGE」について

 JR西日本は2023年春に開業予定の(仮称)うめきた(大阪)地下駅を、2018年3月に公開した「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する未来駅と位置づけました。様々なパートナーの方々とつながり、技術の活用によって、お客様お一人おひとりに合わせたシームレスできめ細かいサービスの提供を新しい駅で目指しています。このたび、株式会社Aが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「Wemake(ウィーメイク)」を活用し、2018年11月よりアイデアを募集してきました。今後は受賞テーマに対する実現可能性の検証なども踏まえ、2023年春に開業を予定している「(仮称)うめきた(大阪)地下駅」での「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦していきます。

募集テーマ:「ニッポンのゲートウェイ」である「(仮称)うめきた(大阪)地下駅」において、今までに無い「未来感」を感じ、お客様が「わくわく」するサービス

募集期間:2018年11月15日(木曜日)から2019年1月13日(日曜日)まで

選考期間:1次選考を経て、2019年3月9日(土曜日)、西日本旅客鉄道株式会社本社にて最終選考会を実施

応募件数:236件

Wemake https://www.wemake.jp/projects/26

JR西日本 ニュースリリース (仮称)うめきた(大阪)地下駅 サービスアイデア公募「UMEKITA INNOVATION CHALLENGE」結果発表のお知らせ

https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/03/page_13951.html


■「BLIND ATTENDANT ビーコン内蔵展示ブロックで視覚障害者が“うめきた”をご案内」について

視覚障害者の多くは一人での外出、特に初めての場所や遠出に不安や困難を抱えており、外出を諦めてしまう事も少なくなく、視覚障害者の移動を支援する「点字ブロック」も、十分に機能しているとは言えない。また、自分ができる事・得意とする事で社会に貢献したいと思っても、活躍の場や働き先の選択肢が少ない状況にある。一方、鉄道事業会社は、障害者対応へのニーズが高まり対応を迫られているが、障害者への知識やスキルが十分ではなく、現在の「声かけ・サポート」運動の仕組みでは限界がある。

「2020年 東京オリパラ」「2025年 大阪万博」に向けてダイバーシティがより一層加速していく中で、これらの課題をインフラ「VIBLO by &HAND」とサービス「BLIND ATTENDANT」にて、解決へと導きます。

インフラ:VIBLO by &HAND ビーコン内蔵点字ブロックで視覚障害者の移動を音声でサポート

点字ブロックに LINE Beacon を内蔵した「VIBLOブロック」、「LINEアプリ」、オープンイヤーヘッドセット「Xperia EarDuo」を活用し、視覚障害者の移動を音声でサポートします。

サービス:BLIND ATTENDANT VIBLO を活用して視覚障害者が“うめきた”をご案内

視覚障害者の活躍の場として「うめきたの案内員」になって頂きます。VIBLOを活用した「道案内」はもちろん、LINE BOT を活用した「オススメの飲食店」や「電車の乗換え時間」の情報提供など、お客様のさまざまな要望にお答えします。

プレゼン共有サービス「SilideShare」にて「応募資料」「参考配布資料」を閲覧・ダウンロードいただけます。
応募資料 https://www.slideshare.net/atiektakizawa/blind-attendantumekita-innovation-challenge
参考配布資料 https://www.slideshare.net/atiektakizawa/blind-attendant


■視覚障害者より「BLIND ATTENDANT」へのコメント

視覚障害者にとって安全な移動は大きな課題で、社会参加の妨げとなっています。使い慣れたLINEを利用して、初めての駅でも安全に移動ができれば外出機会も増えます。また、BLIND ATTENDANTとして健常者の道案内やお店をご紹介できれば、「社会の役に立てている自信」が持て、障害者のQOLに繋がると思います。実現が楽しみです。


多くの人は「障害者は何もできない」と思っていると思います。そして、障害当事者もそう思っている人がたくさんいます。今回のBLIND ATTENDANTで「目からウロコ体験」をしていただきましょう! そして、「今までの価値観を壊すことで広がる新しい世界」を、みんなで楽しみましょう!


健常者は目に入った情報をもとに歩いていると思いますが、視覚障害者は「頭の中に描いた地図」で歩いています。視覚情報が得られない分、細かい所まで地図が頭に入っていることがあります。意外と視覚障害者はガイド役に向いているのかもしれませんね。


障害者はサポートされる側が多く、サポートする側に回る機会はほとんどありません。BLIND ATTENDANTが実現したら、「自分も人の役にたてる!」と実感できる良い機会になると思います。


視覚障害者には、一人で外出したくてもさまざまな不安を抱えて外出できない人が多いです。私も、その一人です。点字ブロックが行く方向を教えてくれる安心感。困ったらLINEでサポートを受けれる安心感。このサービスが実現したら、私たちの世界は大きく広がるのです。


■一般社団法人PLAYERS

「一緒になってワクワクし 世の中の問題に立ち向かう」をスローガンとした、多様なプロフェッショナルからなるコ・クリエーションチーム。社会が抱える様々な問題に対し、当事者との共創ワークショップを通じて、リサーチ・アイディエーション・プロトタイピングをアジャイルで実行します。また、ヴィジョンに共感いただいた企業と連携し、社会実装を推進することで、問題を解決へと導きます。

https://www.players.or.jp/


■&HAND / アンドハンド

LINEなどを活用し、身体的な不安や困難を抱えた人と、それを手助けしたい人をマッチングし、サポート行動を後押しするサービスです。ヴィジョン「やさしさから やさしさが生まれる社会」に共感いただいた企業・団体と連携し、社会実装を推進しています。

http://www.andhand-project.com/


これまでに実施した実証実験

 2019年3月 首都圏駅 実証実験(PLAYERS・JR東日本・ケアフィット・ソニーモバイルコミュニケーションズ)

 2019年2・3月 福岡実証実験(DNPなど)

 2019年1月 新宿駅 実証実験(DNP)

 2018年8月 大阪駅 実証実験(DNP・JR西日本など)

 2017年12月 メトロ銀座線 実証実験(DNP・メトロ・LINE・PLAYERS)

 2016年1月 鉄道博物館 実証実験(PLAYERS)


本件に関する報道関係者のお問い合わせ先

一般社団法人PLAYERS 広報・PR担当:宮川・小林 players.gia@gmail.com

BLIND ATTENDANT

ビーコン内蔵展示ブロックで視覚障害者が“うめきた”をご案内

JR西日本「UMEKITA INNOVATION CHALLENGE」優秀賞 受賞

視覚障害者の多くは一人での外出、特に初めての場所や遠出に不安や困難を抱えており、外出を諦めてしまう事も少なくなく、視覚障害者の移動を支援する「点字ブロック」も、十分に機能しているとは言えない。また、自分ができる事・得意とする事で社会に貢献したいと思っても、活躍の場や働き先の選択肢が少ない状況にある。一方、鉄道事業会社は、障害者対応へのニーズが高まり対応を迫られているが、障害者への知識やスキルが十分ではなく、現在の「声かけ・サポート」運動の仕組みでは限界がある。

「2020年 東京オリパラ」「2025年 大阪万博」に向けてダイバーシティがより一層加速していく中で、これらの課題をインフラ「VIBLO by &HAND」とサービス「BLIND ATTENDANT」にて、解決へと導きます。


インフラ:VIBLO by &HAND ビーコン内蔵点字ブロックで視覚障害者の移動を音声でサポート

点字ブロックに LINE Beacon を内蔵した「VIBLOブロック」、「LINEアプリ」、オープンイヤーヘッドセット「Xperia EarDuo」を活用し、視覚障害者の移動を音声でサポートします。


サービス:BLIND ATTENDANT VIBLO を活用して視覚障害者が“うめきた”をご案内

視覚障害者の活躍の場として「うめきたの案内員」になって頂きます。VIBLOを活用した「道案内」はもちろん、LINE BOT を活用した「オススメの飲食店」や「電車の乗換え時間」の情報提供など、お客様のさまざまな要望にお答えします。




視覚障害者より「BLIND ATTENDANT」へのコメント

視覚障害者にとって安全な移動は大きな課題で、社会参加の妨げとなっています。使い慣れたLINEを利用して、初めての駅でも安全に移動ができれば外出機会も増えます。また、BLIND ATTENDANTとして健常者の道案内やお店をご紹介できれば、「社会の役に立てている自信」が持て、障害者のQOLに繋がると思います。実現が楽しみです。

多くの人は「障害者は何もできない」と思っていると思います。そして、障害当事者もそう思っている人がたくさんいます。今回のBLIND ATTENDANTで「目からウロコ体験」をしていただきましょう! そして、「今までの価値観を壊すことで広がる新しい世界」を、みんなで楽しみましょう!

健常者は目に入った情報をもとに歩いていると思いますが、視覚障害者は「頭の中に描いた地図」で歩いています。視覚情報が得られない分、細かい所まで地図が頭に入っていることがあります。意外と視覚障害者はガイド役に向いているのかもしれませんね。

障害者はサポートされる側が多く、サポートする側に回る機会はほとんどありません。BLIND ATTENDANTが実現したら、「自分も人の役にたてる!」と実感できる良い機会になると思います。

視覚障害者には、一人で外出したくてもさまざまな不安を抱えて外出できない人が多いです。私も、その一人です。点字ブロックが行く方向を教えてくれる安心感。困ったらLINEでサポートを受けれる安心感。このサービスが実現したら、私たちの世界は大きく広がるのです。




一般社団法人PLAYERSでは、視覚障害者の外出をサポートするサービスを検討しています。

つきましては、サービス開発にあたりWEBアンケートを実施します。

視覚障害者の方にご協力、ご案内いただけると幸いです。


「視覚障害者の駅での困りゴトや声かけサポート」に関するアンケート

回答期限:2019年月3月18日 月曜 まで

設問数:15問

所要時間:10から15分程度

https://jp.surveymonkey.com/r/mimamo1902


「サイトワールド2018」にてリサーチを実施しました

日本最大級の視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド2018」にて、PLAYERS と 日本ケアフィット共育機構 は共同でリサーチを実施しました。アンケート・ヒアリングにご協力いただいた参加者・ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました! 今後の「&HAND」の開発に活かさせて頂きます。


サイトワールド2018

平成30年(2018年)11月1日(木・日本点字の日)、2日(金)、3日(土・文化の日)

午前10時~午後5時(11月3日は午後4時まで)

会場:すみだ産業会館サンライズホール

http://www.sight-world.com/


公益財団法人 日本ケアフィット共育機構

https://www.carefit.org/


#アンドハンド #mimamo #VIBLO #プレイヤーズ #ケアフィット #サイトワールド #SightWorld



視覚障害者 45名 に聞きました



ひとりでの外出について 


Q ひとりでの外出時、どんな事で困りますか?(複数回答)

  • 方向が合っているか不安になる 84.4%
  • 目的地への行き方など事前の調べ事が大変 60.0%
  • 手助けを求めても人が捕まらない 60.0%
  • 初めて行く場所には同行する人が必要になる 53.3%
  • 事前に調べた事を記憶するのが大変 53.3%



Q どんな時、ひとりでの外出を諦めてしまいますか?

  • 基本的に外出は諦めており、どうしても外出したい時はガイドヘルパーを利用している。
  • イベントなど普段は行ったことがない目的地で、家族もガイドさんも頼めなかった時は、外出を諦めてしまう。
  • 現在の支援制度では限界があり、外出をあきらめたり、日程調整をしなければならない時がある。

  • ガイドヘルパーの予約が通常1週間前なので、急に予定が入った場合、外出を断念した。
  • 介助者がいても、人混みや暗い所、階段の多い所、トイレが複雑な所、狭いごみごみしたお店などなどなど、諦めることばかりです。
  • 旅行はあきらめている。行きたい催しやお店にもよほどでない限り行かない。散歩もしない。
  • 観光地やイベントへの単独参加をあきらめた。
  • 花火大会やお祭りなど、人混みが多い所はあきらめています。
  • リフレッシュのためにブラッと散歩したいが、じめての場所を散策するのはエネルギーが必要なので、精神的に余裕がないと出かけない。

  • 美味しそうなお店がある時、1人で出かけるのは億劫なので、いかなかったことがある。

  • 行きたいなと思っても、行った先で起こりそうな不便な事やトラブル(トイレや予定外の買い物など)を考えると、テンションが下がり、行くのが面倒になってしまう。

  • 正直億劫になることはある。一人でたどり着けるか、聞く人が捕まるか、教えてもらった通りに歩けてるかなど。

  • 外出先で他の人の手を焼いてしまうんじゃないかと言う不安があって、外出を諦めたことがある。
  • 一人でのんびり買い物をするのが好きだが、商品がなんなのか分からないのと、人に尋ねたりすると最後まで親切につき合ってくれたりして逆に気を遣ってしまう。
  • 温泉が好きですがもう一人では行けないですし、行くとなると相手にも気を遣わせてしまうので友人にも言い出せずにいます。
  • 友人からイベントに誘われることがあります。行き帰りは一人で行動しなければならず、初めて行く場所となると難しい事が多い。せっかく誘ってくれているので申し訳ないと思いながらも、積極的に行けずにいる。

→ 視覚障害者の外出には、ガイドヘルパーの存在が欠かせない
→ 大変さと同時に周囲の気遣いを心配し、外出を諦める場面が多々ある




点字ブロックについて


Q 点字ブロックを利用されていますか?

  • いつも利用している 73.3%
  • あまり利用してない 22.2%
  • まったく利用していない 4.4%



Q 点字ブロックの不満な点を教えてください

  • 点字ブロックの上に立たないと、点字ブロックの存在に気づかない。
  • 黄色でない点字ブロックは見つけられない。
  • 細い点字ブロックや小さな警告ブロックだと、自分の歩幅では気づかず通り過ぎてしまう。
  • 公共施設でも施設内は点字ブロックがない。
  • 仕方のないことだが、途中で切れてしまうのが残念。
  • 点字ブロックが管理者が異なる時に、連続性が無くなる。
  • 公共施設までは点字ブロックはつながっているが、民間施設までは最寄駅からつながっていない。
  • 駅など下がツルツルしてると点字ブロックは分かりやすいが、道路などアスファルトの上だと分かりにくい。
  • 店先までの案内がないのに、店内の役立たない所に点字ブロックがあった。
  • 点字ブロックに落葉や雪が積もると、全くといっていい程に役に立たない。
  • 突起の高さがまちまちで、低いものだと弁別できないものもある。
  • 点字ブロックに誘導されると、遠回りをしなければならない。
  • 曲線の歩行方向なのに直線でつながれていて、カクカクと歩かされる。
  • 広く敷かれている箇所だと、方向が分からなくなる。
  • 足元の点字ブロックが、どこに向かって伸びているのかが分からない。
  • 点字ブロックがどこにつながっているのが分からないので、初めて出かける場所ではあまり役に立たない。
  • エスカレーターの場所や位置がよく分からない。
  • マンホールと接触して敷設されているなど、敷設方法が適切でない箇所がある。
  • 横断歩道手前の警告ブロックが、渡る方向に対して斜めに設置されていることがある。
  • 点字ブロックが古くなり確認が難しい場所がある。
  • 摩耗していたり、はがれていたりするところが放置されていることがある。
  • 敷設されてから年数が経ち過ぎるなどの事情で、点字ブロックの凹凸が少なくなっていたりブロック自体が割れていたりするのを、そのままにしている場所がある。
  • 以前引いてたものを撤去せず、新設してる所は、わかってないと勘違いする。
  • 点字ブロックの上に路上駐車している車をよく見かける。
  • 点字ブロック上で人にぶつかって心ない言葉を言われたり、点字ブロック上に停めてあるトラックにぶつかって怪我をしたという話もある。
  • 点字ブロックの上に人がいたり、物が置いてあり通れない事がある。
  • 点字ブロックの上で立ち止まっていたり、荷物を置いたり、自転車や自動車を停めていたりと、健常者の方々の点字ブロックへの理解と配慮が足りていないと感じることがある。
  • なかなか全部の歩道に点字ブロックがついて無い。

→ もっと多くの道・施設に、点字ブロックを敷設して欲しい
→ 点字ブロックの存在に気づかない、分かりにくいことがある
→ 点ブロックの動線が途切れていたり、遠回りさせられる
→ 道案内の情報として、点字ブロックだけでは不十分
→ 点字ブロックが適切に管理されていない
→ 点字ブロック上に物が置かれているなど、健常者の理解が不足している


その他、点字ブロックへの要望

  • 駅のホームでは点字ブロックが端っこに設置されており、ホーム転落の不安を感じる。もっと真ん中に設置して欲しい。
  • 「エスカレーターの入口」にも誘導してほしい。逆走しそうになるのも避けられると思う。
  • 病院の中などに点字ブロックがあれ、ば大きい病院でもひとりで行けるのにと思います。
  • カーブした点字ブロックは方向がわからなくなるので、なくしてほしい。
  • なぜか点字ブロック上や延長線上に水たまりが多い。
  • 大きさ(幅)を半分にして2倍設置してほしい。基準もあるので難しいとはおもいますが)
  • 雨でぬれていると滑る。
  • 空港などキャスターの荷物を持っている時に邪魔。




利用デバイスについて


Q スマートフォンを利用していますか?

  • 利用している 75.6%
  • ガラケーを利用している 2.2%
  • 利用していない 22.2%

→ 視覚障害者の76%がスマートフォンを利用している



Q 日常的に利用しているスマホアプリを教えてください

  • LINE 62.2%
  • 地図アプリ 31.1%
  • Facebook 31.1%
  • Twitter 22.2%
  • メールアプリ 20.0%
  • ニュースアプリ 17.8 %
  • BlindSquare 17.8%
  • 乗換案内アプリ 15.6%
  • OCRアプリ 15.6%
  • Radiko 6.7%
  • ことばの道案内 6.7%
  • Instagram 6.7%
  • YouTube 4.4%
  • BeMyEyes 2.2%

→ 視覚障害スマホユーザーの60%以上がLINEを日常的に利用している



Q ご自宅でスマートスピーカーを利用されていますか?

  • 使っていない 64.4%
  • 使っていないが利用してみたい 17.8%
  • Google Homeを使っている 8.9%
  • LINE Clovaを使っている 4.4%
  • Amazon Echoを使っている 4.4%

→ 視覚障害者のスマートスピーカー利用率は17.8%。



一般社団法人PLAYERS 自主調査

実施期間:2018/10/3〜10/17 調査方法:Webアンケート

視覚障害者:45名(1級 31名 / 2級 11名 / 4級 2名 / その他 1名)


#VIBLO #アンドハンド #PLAYERS

「mimamo by &HAND」の発表イベントを実施しました


一般社団法人PLAYERS(以下、PLAYERS)は東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)と共同で、視覚障害者・鉄道事業会社・一般の方との共創によって、社会全体で見守り、サポートし合える仕組みを模索し、視覚障害者が安心して外出できる社会の実現を目指す「mimamo by &HAND」プロジェクト(ミマモプロジェクト)をスタートします。

また、2018年9月3日(月)には東京駅「動輪の広場」にて発表イベントを行いました。

発表スライド

「mimamo by &HAND」プロジェクト発表イベント

日時:2018年9月3日(月) 11:00~11:30

場所:東京駅 「動輪の広場」(丸の内地下南口改札前)

内容:

① 一般社団法人PLAYERSのこれまでの活動について

② JR東日本と一般社団法人PLAYERSが共同で取り組む「mimamo by &HAND」プロジェクトについて

③ 視覚障害者と鉄道事業者による対話ワークショップの実施映像

④ 「mimamo by &HAND」サービスイメージについて


#mimamo #見えない不安はみんなで見守る #プレイヤーズ

リードユーザーとして視覚障害者と鉄道会社をお招きし、現在の「声かけ・サポート」運動の課題感を共有した上で、「双方にとって理想的なサポートのカタチ」について対話を行いました。対話の一部を共有します。また、本ワークショップを通じて得られた情報は、「視覚障害者向け&HAND」の開発に活用させて頂きます。


mimamo Workshop 01:視覚障害者・鉄道会社と共創するこれからのサポートのカタチ

実施日:2018年7月26日

参加者:リードユーザー:8名(視覚障害者:1級4名・2級4名)/ 鉄道会社 社員:10名

企画・実施:一般社団法人PLAYERS

プログラム

  • はじめの挨拶
  • 鉄道会社のご紹介
  • リードユーザー 自己紹介:会場に来るまでの出来事・ワークショップに期待する事
  • リードユーザー 対話:「声かけ・サポート」で良かった体験・悪かった体験について
  • 鉄道会社による事前アンケートの結果共有
  • 対話:鉄道会社からリードユーザーへ質問 / リードユーザーから鉄道会社へ質問 / 双方にとって理想的なサポートのカタチとは?
  • 視覚障害者向け&HAND へのフィードバック
  • おわりの挨拶

ワークショップReport http://www.andhand-project.com/posts/4707411

ワークショップPhoto https://bit.ly/2MbZ4cF

ワークショップMovie https://youtu.be/C1gSXvZ44GU

ワークショップMovie フルバージョン(2時間13分) https://youtu.be/guspY2857PQ




視覚障害者の現状課題


スムーズな鉄道利用には事前準備が不可欠

  • 知らない場所に出掛ける時は、事前にネットで調べる。
  • 一人で初めて行く場所は事前にネットで調べるが、その情報が間違っているとアウト。
  • HPに改札の位置や名前が載っていない事があり、駅に電話してルート確認している。
  • JRは駅の電話番号が載ってなくて困る。(迷惑電話対策)
  • 早めに自宅を出るのが一番簡単かつ効果が高い。知らない場所なら+20分。大きな駅ならさらに15分。


視覚障害者はさまざまな場面で困っている

  • 行き先などは事前に調べられるが、その瞬間瞬間で助けて欲しいことがある。
  • 「乗っている時間」よりも「乗り換え回数」の方を意識しています。
  • 「ホームで並ぶ場所」や「電車の入口」が分からない。
  • 「ホームドア」のどこが開くかが分からない。
  • 電車に乗る際に「降りてくる人のタイミングが悪い」とぶつかりそうで怖い。
  • 「半自動ドア」がすごく大変です。
  • 車内で「次は東京駅〜」のようなアナウンスを聞き逃すと困る。(聞き取り易くする為に録音した女性の声にして欲しい)
  • アナウンスで「優先席が必要なお客様には~」と流れているが、その「優先席の場所」が分からない。
  • 到着駅で駅名のアナウンスが聞こえなかったり、流れないと困る。(近くの人に聞いている)
  • 「音声案内」と「ドアが閉まるタイミング」に差があると、危ない目に合うことがある。
  • ホームに降りた時に「左右」が分からない。(周囲の人の足を見て流れに乗る。ピヨピヨ音を追う。急いでいる時は声を掛けて聞く)
  • 「点字ブロック」がない場所は、音や雰囲気、人の流れで判断している。
  • 「方向を勘違い」しているとかなり焦る。間違いに気づいた時に、修正能力がないので困る。
  • 状況の変化がすごく苦手。「勘違いや思い込み」で歩いていることが結構ある。
  • 「工事の情報」について教えて欲しい。点検中に気づけなくて突っ込むこともある。
  • オリパラによる工事の影響でルートが変わる。構内図に「迂回路」を出してもらえると嬉しい。
  • ホームを走ったり「歩きスマホ」をされると危なくて怖い。
  • 安全系の話になると「ホームドア」の話になるが、その前にもっと大事なことがあると思う。




声かけ・サポート運動について:視覚障害者より


声かけは着実に浸透している

  • 声かけ・サポート運動が始まった頃は、突然腕を引っ張られたり、いきなり杖を持たれたりとかされたが、ここ半年ぐらいですごく声かけが上手になったなと思います。

  • 2、3年前ぐらいから、皆さん自然に声をかけてくれるようになって、とても感謝しています。
  • 「どこ行くんですか」ではなく「何かお手伝いできることありますか」とか、駅のアナウンスもこの忙しい駅で誰が聞いてるのかなと思っていましたが、ちゃんと聞かれている。
  • 日本人はみんなシャイ。でも「声かけ・サポート運動」などの啓蒙のおかげか、声を掛けてくれる人は増えている。
  • 現在の「声かけ・サポート運動」の方向性は間違っていないと思う。

  • 周りから人がいなくなると、サポートがお願いできなくなるので不安になる。

  • 地方に行くと無人駅で、人に聞けずに困る。


現状はミスマッチが生じている

  • 「助けて欲しいタイミング」と「駅員が声かけするタイミング」が一致していない。
  • 必ずしも毎回サポートが必要なわけではない。
  • 基本的に声をかけられるのは嬉しいが、慣れた駅では断ることもある。断った事に対してネガティブに感じないで欲しいので、できるだけ丁寧に断るようにしている。
  • 本当に助けて欲しい時は改札に行く。(人の流れや音で改札に向かっている)
  • 駅員さんに頼むとどうしても時間がかかっちゃうので。急いでいる時とかは「もう、えいっ」て行っちゃってることが多い。
  • 駅員さんに「お願いできること」と「わざわざお願いしにくいこと」がある。
  • 常に「迷惑かけてまで、謝ってまでやりたくない」と思い、諦めて我慢することがある。


駅員の知識とスキルが不十分

  • 駅員や乗客が個別に適切な対応をできるように、リテラシーの教育も必要。
  • サポート方法を分かってない駅員が多い。(階段の数を数えたり…)
  • 階段は上りか下りかを教えて欲しい。
  • エレベーターへ誘導されがちだが、エスカレーターで大丈夫。
  • 誘導されてる時に止まると、なんで止まったのかが分からないので、説明して欲しい。
  • 点字ブロックの上だけを歩いて案内されることがある。(人が案内してくれる時は点字ブロックは不要)
  • 声かけやサポートが過剰過ぎて、恥ずかしいことがある。


求められる柔軟な対応

  • 求めるサポートの仕方は人それぞれ。視覚障害者だからこうという正解はない。
  • 声かけの仕方やサポート内容は「状況に応じたさじ加減」が大事。
  • 特にJRはルールが硬すぎて、個別対応してくれない。
  • JRはこちらがルールに合わせないといけない印象。(私鉄の方が融通が効く。良い意味でサバサバしている。乗車までのサポートで良いですというと、本当にそこまでにしてくれる)
  • 目の前に来てる電車に「乗りたいです」って言っても、絶対乗らせてくれない。枠組みの中に僕たちが入っていかなきゃいけない。
  • 駅員がいるのに、すぐに対応してくれないことがある。
  • サポートが必要ないのに、待たされてしまうことがある。


本質的にはコミュニケーションを取ることが大切

  • 駅員が「階段を考慮するとこっちの方がいいよ」といった乗り換え検索で出てこない情報を教えてくれて、とても助かった。機械ではなく会話したからできたことだと思う。
  • 電車乗る時に転んで、すごい脛を打ってしまった。次の日に駅員さんが「昨日は大丈夫でしたか?すみません声をかけるのがうまくなくて」と言ってくださった。見ててくださった事と、わざわざ謝ってくださって、すごく感動した。
  • ルールやマニュアルじゃなくて「コミュニケーション」がスタートになるべきだと思う。
  • 「コミュニケーション」を取らないと、お互いチグハグなサポートになってしまう。
  • 仕組みをどうするかというより、今回の様な「お互いを理解する場」を作ってもらった方が圧倒的にいい。


一般の方のサポートも助かるが、リテラシーの向上が課題

  • 助けてもらうのは駅員だけでなく「一般の方」でも助かる。
  • わざわざ駅員さんにお願いしにくい「買い物」をサポートしてくれると嬉しい。(ホームのNEWDAYSは移動が怖い…)
  • 「レストラン」でのメニュー選びで迷ったり、色んな料理を楽しみたい。(美味しそうな匂いがしても、わざわざ聞くのは迷惑を掛けてしまうので、諦めていつものやつを注文している)
  • 一般の方の対応は質がバラバラ。視覚障害者の実態を知らないからかもしれない。
  • 駅員だけではなく「一般の人の意識」を高める必要がある。




声かけ・サポート運動について:鉄道会社の社員より


サポートの知識やスキルが十分ではない

  • 適切なサポートの仕方が分からず、自信がない。
  • 不安なのでマニュアル通りにしか対応できていない。

  • そもそも視覚障害者への「理解」が足りていない。(スマホでLINEを駆使してる事をしらなかった)

  • 駅社員時代(サービス介助士の資格無)は「適切なサポート」が何なのか自信をもって答えられないので、十分なサポートはできていなかったと思う。

  • サービス介助士の資格取得を推奨しているが、駅社員全員が取得している訳ではないため、資格がない方の場合は適切なサポートが出来ていないと思われる。
  • 現状は十分にサポートできているとは言えない。実際、白杖ユーザーの転落事故は月に数回起きている。助かっているから報道されていないだけ。


他の業務中で気づかない、対応できないことがある

  • 担当業務の対応(改札・きっぷ売り場・ホーム監視)をしていると、視覚障害者の方に気づかないことがある。
  • 気づいていないだけかもしれないが、視覚障害者の方を見かけることが少ない。
  • 窓口を閉めてまで、お声がけに向かうかどうか迷うことがある。
  • 駅社員だけでは、対応人員が足らない。


声かけやサポートをすべきか躊躇することがある

  • お声がけしても「サポートは不要です」と言われることが多い。
  • 社員全員がお声がけをすると、逆に迷惑に思われるのではないかという考えもある。
  • 「いらないです〜」って言われた時に、本当に助けはいらないのか?迷うことがある。(視覚障害者も条件反射で断ってしまうことがある)
  • 「サポートが要らない」というのは、本当に要らないのか迷うことがある。忙しそうだから気をつかって大丈夫ですと言っているのかなとか、よく分からなくて無駄な心配をしてしまっている。
  • 「本当は声がけをされたくない」とか「知識を持ってない人からら声がけをされたくない」というご意見がある。もしかしたら、逆に自分たちが苦しい世の中にしてしまっているのでは、という不安もある。
  • 声かけのタイミングなどを、もっと現実的・具体的にして社員に周知させるべきだと思う。




双方にとって理想的なサポートのカタチとは?


マニュアルに縛られずに、コミュニケーションを取って柔軟に対応する

  • マニュアルにはまらない部分については「コミュニケーション」を取りながらやりたい。
  • ルールや思い込みではなく「コミュニケーション」をベースとして、必要な時に必要なサポートが受けられるようにする。
  • 案内の際にも全てを分かっていなくても「コミュニケーション」を取れば大丈夫。
  • マニュアルにガッチリハマるのではなく「人と人のコミュニケーション」を取りたい。
  • マニュアル対応ではなく、お互いを理解して行くことが大切。


一般のお客様も含めて社会全体で見守り、サポートする

  • 特別なスキルはなくて構わないので、駅員だけではなく「一般の人」にも助けて欲しい。助けて欲しい内容は会話すれば良いし、事故が起きても視覚障害者の自己責任だと思う。

  • 必ずしも「駅員による全行程サポート」である必要はない。一般の方の声かけでも十分にサポートできる。
  • 皆の「出来る範囲のサポート」をリレーのように受け渡してサポートしていけると良い。
  • 一般の方に「電車の席が空いている事」「電車の吊革の場所」「トイレの水を流すレバーの位置」「買い物を手伝ってもらう」など手軽なサポートをしてもらえるだけでも、とっても助かる。
  • 将来的には、駅員からお客にサポートを頼める社会になって欲しい。(駅以外にも広めるきっかけになる)
  • 車椅子の方に道案内してもらったことがあり、とても良い体験だった。これこそ共生社会だと思う。
  •  声かけサポート運動は、駅社員や世間の人々も「やらされ感」でやっていては絶対に推進されない。駅社員のみならず、世間の人にも視覚障害者の方の見え方、世界観を共有していくことが今後も必要。


今回のような対話を通じて、お互いを理解していくことが大切

  • 一方的な「視覚障害者からの要望」や「鉄道会社からのサービス提供」はおかしい。
  • 目隠しでの疑似体験も良いけど、固定概念にはまらずにお互いを理解することが大切。
  • 今日のワークショップのような「お互いの違いを話し合える場」があることが重要だと思う。
  • こういう場を踏まえて、お互いに理解を深めていくことが大切。
  • 健常者にも障害者にもそれぞれ色んな人がいる。お互いにコミュニケーションを取れる場を作るべき。
  • 声かけサポートの先にある、相互に理解し合える社会を目指したい。
  • 理想的なサポートを実現する為にも、みんなで飲みに行きたい。



#mimamo #見えない不安はみんなで見守る #アンドハンド